山口県下関市にて、屋根・外壁塗装工事を行いました。
今回のお住まいは、屋根にガルバリウム鋼板、外壁にサイディングボードを使用したお宅です。屋根には高い遮熱性と耐候性を備えた「スーパーシャネツサーモF」、外壁には当社でも人気の高い「リファインMF」を採用しました。
外壁はすべてを同じ色で塗るのではなく、玄関周りの木目調デザインはそのまま活かしたいとのご要望に合わせ、クリヤー塗装で仕上げています。お住まいが持つお客様がお気に入りのデザインは残しながら、塗装によって新たな美しさと強さをプラスした施工事例です。
ビフォーアフター
施工前(Before)

施工後(After)

施工情報
| 施工場所 | 山口県下関市 |
| 工事内容 | 屋根・外壁塗装工事 |
| 屋根材 | ガルバリウム鋼板 |
| 屋根使用塗料 | スーパーシャネツサーモF 【トゥルーブラック】 |
| 外壁材 | サイディングボード |
| 外壁使用塗料 | リファインMF【ウィザードコッパー】 スーパーSDクリヤー無機JY |
| 工事期間 | 24日間 |
| 工事完了月 | 2026年6月 |
| 保証年数 | 屋根10年間 外壁10年間 |
高圧洗浄






まず、屋根や外壁全体に付着した汚れやカビ、古い塗膜の劣化部分を専用の高圧洗浄機で丁寧に洗い流していきます。今回施工するお宅の屋根はガルバリウム鋼板製です。ガルバリウム鋼板とは、鉄の板をベースに、アルミニウムなどを組み合わせ金属でコーティングした屋根材です。軽くてサビに強く、耐久性に優れているのが特徴です。ガルバリウム鋼板の高圧洗浄は、既存の塗膜を傷めないよう水圧屋ノズルの距離を調整しながら、屋根の状態に合わせて慎重に行います。特に屋根材の重なり部分は水が内部へ入らないように洗浄する方向にも注意します。壁や付帯部も丁寧に洗浄し、その後十分に乾燥させることで次の工程での塗料の密着性を高めていきます。
外壁目地 施工
シーリング撤去・目地清掃


サイディングボードのつなぎ目に施されている既存のシーリング材は、経年劣化によりひび割れや剥離が発生しています。カッターや専用工具を使い、古いシーリングを丁寧に取り除いていきます。撤去後の目地に残るシールも丁寧に除去し、目地を清掃します。この作業が不十分だと新しいシーリングの密着が悪くなるため、慎重に進めます。
プライマー塗布・シーリング充填・ヘラ均し




シーリング材を撤去した目地部分に、専用のプライマー(下地処理剤)を塗布します。プライマーは新しいシーリング材と外壁材をしっかり接着させる役割を果たし、防水性と耐久性を向上させます。
プライマーが乾燥したら、新しいシーリング材をコーキングガンで目地に充填します。隙間なく均一に充填した後、専用のヘラで表面を平滑に仕上げます。この時、シーリング材が外壁面と段差なく馴染むよう、職人の手で丁寧に形を整えていきます。
サッシ廻り目地施工






サッシ廻りのシーリングも、建物の防水性に重要な部分です。この部分は通常「打ち増し」と呼ばれる工法を用いて補修します。外壁目地のシーリングが、撤去後に再度充填する「打ち替え」なのに対し、「打ち増し」は既存のシーリングを撤去せず、上から打ち増して止水性を高めます。サッシ廻りのシーリング撤去作業は、サッシ自体に傷を付ける可能性があること、またサッシに付属する防水テープを破断するなど二次被害を誘発する恐れがあるためです。清掃のみ行い、その上からプライマーを塗布します。その後、シーリング剤を充填していきます。施工写真にある緑の部分は「養生」です。養生なしに作業を進めると、外壁材に付いて硬化すると取れにくため、十分な下処理、下準備をしてシーリングを充填します。
外壁塗装 施工
下塗り

専用の下塗り材を塗布します。下塗りは外壁材と上塗り塗料の密着性を高め、塗膜の耐久性を向上させる重要な工程です。ローラーやハケを使い分けながら、サイディングボードの凹凸にも塗料がしっかり入り込むよう丁寧に塗り進めます。
中塗り

下塗りが完全に乾燥したら、リファインMFの1回目(中塗り)を施工します。今回は当社一番人気の超低汚染塗料、アステックペイント社のリファインMF【ブロークンホワイト】で塗装していきます。今回は玄関周りの雰囲気はそのまま残されたいとのご要望により、その他の外壁面と玄関周りで塗り分け、お住まいのデザインに合わせた配色で仕上げていきます。この段階で色が現れ始め、お住まいの印象が大きく変わっていくのが実感できます。
上塗り

仕上げとなる上塗りでは、中塗りと同じ塗料をもう一度重ねます。2回塗り重ねることで塗膜に厚みと均一性が生まれ、紫外線や雨水からしっかり外壁を守る強固な保護層が完成します。リファインMFは高い遮熱性と防水性を備えており、10年間の長期保証にふさわしい性能を発揮します。
外壁(クリヤー塗装部分)


玄関周りは木目調の素敵なデザインをそのまま残すため、同じくアステック社の「スーパーSDクリヤー無機」で塗装します。この塗料は、外壁を守るために塗装はしたい!でもこのデザインは気に入っているから塗りつぶしたくないなぁ…というお悩みを解決できる塗料です。お気に入りの雰囲気はそのままに、紫外線や汚れから長期間外壁を守る高耐候性を備え、美しく艶のある外壁へアップデートさせていきます。
付帯部 (鉄部) 施工
ケレン作業・錆止め


研磨紙などを使い、鉄部にわざと細かな傷をつけて塗料の食いつきを良くする「ケレン作業」を行います。カサカサと小気味よい音を立てて汚れや古い錆を削り落とした後、赤錆の発生を防ぐ「錆止め塗料」を下塗りとして塗り込んでいきます。その後、錆止めを塗装します。この下地処理を行うことで錆だれの発生を長期間防ぐことが出来ます。
上塗り1回目・2回目


錆止めが乾燥したら、仕上げ塗料を2回塗り重ねます。外壁の色と調和する色を選定し、鉄部も美しく長持ちするよう仕上げます。
付帯部 施工
破風 ケレン・上塗り1回目・2回目



竪樋 ケレン・上塗り1回目・2回目



最後に破風板(はふいた)や樋といった付帯部を仕上げていきます。これらのパーツも、外壁と同様に年中紫外線や雨風にさらされているため、劣化しやすいポイントです。付帯部の形状に合わせて道具を使い分けながら上塗りを2回繰り返します。外壁の「ウィザードコッパー」に調和する黒で、全体の輪郭が引き締まります。







