本日は下関市秋根上町にて、築20年の住宅における目地(シーリング)の撤去作業を行いました。今回の住宅は約10年前に石材調塗料(セラスキン)による吹付け塗装がされていた現場であり、通常の目地撤去とは異なる、非常に手間と技術を要する作業となりました。

前回訪問販売の会社で石材調塗料が吹付けしてありました。まだ、塗装後6年程しかたってないとの事でしたが目地上にはびっしりとひび割れが生じていました。外壁塗装を行い際には目地撤去は必須でしたので頑張って撤去を行います(*´▽`*)

写真上では簡単に撤去出来ているようにみえますが実際は固まった石材がくっついておりかなり固いです。目地の撤去だけで2日まるまるかかりました。業者によってはしっかりと撤去しない所もあるので要注意です。

こちら撤去したシーリングの写真です。袋一杯分になります。明日からは養生してシーリング部分の下塗りに入ります(*´▽`*) 石材が吹付けしてる現場の目地の撤去は腕が痛い・・・
■ 石材調塗装の目地撤去は簡単ではありません!
石材調塗装(セラスキンなど)を吹付けしている住宅の場合、目地の上にもしっかりと塗膜がのっており、通常のカッターなどでは歯が立たないことが多いです。
今回も、まずは電動ドリルで塗膜を削り落とし、下にある古いシーリング材を露出させた上で、慎重に目地を撤去しました。この作業だけでも3日間を要しました。
■ シーリング(目地)を撤去する意味とは?
「なぜ目地の撤去をするのか?」と疑問を持たれる方も多いかと思いますが、それには明確な理由があります。
- 古いシーリング材は劣化してひび割れや隙間が発生しており、防水性能が大きく低下しています。
- 上から増し打ち(古い上に新しく充填)しても密着力が得られず、数年で剥離・破断する恐れがあります。
- 特に石材調仕上げの場合、ひび割れが塗膜に沿って発生しやすくなり、構造へのダメージリスクが高まります。
そのため、確実な防水性能と長期耐久性を実現するには「打ち替え」がベストなのです。
■ 注意:打ち替えができないと言われた方へ
業者の中には「石材調が固くて目地の打ち替えはできません」と説明するケースもあるようです。しかし、それは技術や手間、時間がかかる作業を避けたいという背景があるかもしれません。
ペイント官兵衛では、こうした難しい施工に対しても、
- 適切な道具・工程を選定し
- 確実に目地を撤去・打ち替え
- 施工前・中・後の写真を記録してご報告
という体制で、お客様の安心と信頼を第一に考えた施工を行っています。
■ 下関支店のホームページが完成しました!
このたびペイント官兵衛・下関支店の専用ホームページが完成いたしました!
今後はこちらで、下関市および周辺地域の施工ブログや、現場での工夫、豆知識などを発信していきます。
地元密着で、外装のプロとして、見えないところにこそ手を抜かない施工を続けてまいります。







