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本日は下関市の現場より、外壁塗装の寿命と強さを決定づける最も重要なベース作り「窯業系サイディングへのシーラー(下塗り)塗布作業」の様子をお届けします。
日本の住宅の多くで採用されている窯業系外壁(サイディングパネル)ですが、セメントを主成分としているため、表面の塗膜が劣化すると雨水をぐんぐんと吸収しやすくなってしまいます。雨を吸った外壁は、もろくカサカサになり、手で触ると白い粉がつくチョーキング現象を引き起こします。この傷んで乾燥しきった「砂漠」のような外壁に、いきなり仕上げの塗料を塗っても、壁が水分を吸いすぎてしまい、色ムラや早期の剥がれを招いてしまうのです。😌

そこで絶対に欠かせないのが、今回下関市の清々しい現場環境で行っている「シーラー」による下塗り工程です。

シーラーとは、一見すると水のようにサラサラとした透明な液体(または乳白色の液体)ですが、これが外壁の長寿命化を支える最大の鍵となります。
ローラーにたっぷりとシーラーを含ませ、カサカサに乾いた外壁の素肌に優しく、そして力強く滑らせていきます。すると、劣化したサイディングの内部へシーラーが奥深く染み込んでいき、もろくなっていたセメントの組織を内側からカチッと強固に凝固させていきます。傷んだ下地を内側から若返らせる、まさに「補強材」としての役割を果たしているのです。☺️

さらに、このシーラーは外壁の吸い込みをピタッと止める「吸い込み止め」の効果と、この後に塗る主材(中塗り・上塗り塗料)をガッチリと掴んで離さない「強力な接着剤(両面テープ)」の役割も兼ね備えています。
職人は、外壁の傷み具合(吸い込みの強さ)をローラーの手応えで敏感に察知しながら、塗りムラやかすれが一切出ないよう、一筋ずつ均一に塗り重ねていきます。一度塗っただけではまだ壁が欲しがって(吸い込んで)しまう箇所には、乾き具合を見極めた上でもう一度重ねて塗布し、外壁の表面が美しい濡れ色で均一に満たされるまで徹底的に下地を整えていきました。

どれだけ美しい仕上げ色を塗るにしても、このシーラーという強固な土台がなければすべては砂上の楼閣になってしまいます。仕上がれば完全に隠れてしまう無色透明の層にこそ、10年、15年先もお家を雨漏りから守り抜くというペイント官兵衛の職人魂がぎっしりと詰まっています。
完璧に下地が固まった外壁は、これで次の中塗り工程へ向けて最高のバリアが完成しました。下関市の皆様の大切なお家をどこよりも頑丈に仕上げるため、明日も一筆一筆に魂を込めてまいります!😎
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