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本日は、山口県下関市にて施工を行いました土台水切り板金の錆止めの様子をお届けいたします!
「水切り板金(みずきりばんきん)」と聞いても、ピンとこない方も多いかもしれません。これは外壁と基礎(土台)の境界線にぐるりと取り付けられている、細長い金属製の仕切り板のことです。地味なパーツに見えますが、実は壁を伝って落ちてくる雨水が基礎の内部へ侵入するのを防ぎ、床下の湿気や構造体の腐食を未然に防げる、非常に重要なお家の大黒柱のような防衛ラインなのです。

特に海に囲まれた下関市のような「塩害地域」では、潮風に含まれる塩分の影響を受けやすく、金属パーツは油断するとあっという間にサビが広がってしまいます😌
では、なぜこの水切り板金の塗装メンテナンスを怠ってはいけないのでしょうか?その最大の理由(Why)は、サビによる金属の「穴あき(欠損)」リスクにあります。
もし水切り板金のサビを放置してしまうと、最初は小さな赤サビだったものが金属の内部まで徐々に侵食し、やがてボロボロになって完全に穴が空いてしまいます。穴が空けば、本来防ぐはずだった雨水が容赦なく建物の土台へ直接侵入。お家を支える木材を腐らせるだけでなく、湿気を好むシロアリを呼び寄せる最悪の引き金にもなりかねません。板金そのものが朽ちて交換するとなれば、塗装とは比較にならないほど莫大な費用がかかってしまいます。だからこそ、表面の膜(塗膜)が生きていて、金属が健康なうちに錆止めを施してバリアを張ることが不可欠なのです
今回の施工では、まず「ケレン」と呼ばれる下地調整からスタートしました☺️
特殊な研磨布を使い、金属の表面をゴシゴシと擦ることで、古い塗膜の浮きや目に見えない薄サビを根こそぎ削り落としていきます。同時に、表面にあえて細かな微細な傷をつける「目荒らし(めあらし)」を行うことで、次に塗る塗料がガッチリとスクラムを組んで密着するための引っかかりを作ります。この工程をサボると、いくら良い塗料を塗ってもすぐにペリペリと剥がれてしまうため、一番体力を使い、一番時間をかけるべき肝の作業です。

ケレン清掃で出た粉塵を綺麗に拭き取った後、いよいよ高性能な「錆止め塗料」をローラーで均一に、隙間なく塗り広げていきます。金属の表面に一切空気を触れさせないよう、緻密な塗膜のシールドで板金をしっかりと包み込みます。

今日はここまでです。
ここから「上塗り(ウレタンやシリコンなどの仕上げ塗料)」を合計2回重ねていきます。この上塗り塗料が、紫外線や下関特有の厳しい潮風、雨から錆止め層をさらに守るプロテクターの役割を果たします。一度塗りではどうしても膜の厚みにムラが出てしまうため、完全に乾燥させてから「上塗り2回目」を丁寧に施し、なめらかで強靭な厚みを持った塗装膜へと仕上げていきます。
外壁や屋根だけでなく、こうした「付帯部(ふたいぶ)」と呼ばれる細かな金属パーツの命をいかに繋ぎ止めるかが、お家全体の寿命を10年、20年と延ばすための鍵です。ペイント官兵衛は、見落とされがちな部分にこそ最大のこだわりと職人の魂を込めて、誠実に施工をお届けしてまいります😎
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