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本日は下関市の現場より、見上げた時の美しさを守り、塗料の剥がれを未然に防ぐためのこだわり工程「軒天(のきてん)のシーラー(下塗り)塗装作業」の様子をお届けします。
屋根の裏側にある天井部分である「軒天」は、一般的には専用の上塗り塗料を直接2回塗って仕上げる「シーラーレス(下塗り不要)」の工法が基本とされています。現代の軒天用塗料は非常に優秀で、下塗りなしでも一定の密着性を発揮するように設計されているからです。😌
しかし、ペイント官兵衛では「基本がシーラーレスだから」といって、どんな現場でも一律に下塗りを省くようなことは絶対にいたしません。なぜなら、お家ごとに軒天の素材や日当たり、これまでに蓄積したダメージの状況(下地状況)は全く異なるからです。

今回下関市の現場において、あえて基本を覆し、一手間増える「シーラー下塗り」を選定したのには、プロとしての明確な理由があります。
こちらの現場の軒天は、長年の湿気や紫外線によって表面の旧塗膜が想像以上に脆くなっており、カサカサと細かな粉を吹くチョーキング現象や微細な毛羽立ちが起きていました。
この状態のままシーラーレスの塗料を上からいくら綺麗に塗っても、傷んだ既存の下地ごと新しい塗料が一緒にペリペリと剥がれてしまうリスクが非常に高いのです。
そこで官兵衛では、下地状況を厳しく見極めた上で、浸透固着性に優れた専用のシーラーを全面に塗布する工法を選びました。

職人はハケとローラーを巧みに操り、上を向いての過酷な作業の中、軒天の隅々にまで透明なシーラー液をじっくりと染み込ませていきます。このシーラーが、カサカサに傷んでいた古い下地組織の奥深くまでグングンと浸透し、内側からカチッと強固に固めて一体化させてくれるのです。☺️
さらに、この下塗り層が「強力な両面テープ」の役割を果たすため、この後に塗り重ねる本塗装の塗料をガッチリと掴んで離さない極上の密着力が生まれます。

「マニュアル通りの一律な施工ではなく、目の前のお家の下地が『何を求めているか』をプロの目で判断し、最適なアプローチを選定する」。この柔軟な職人の判断力と、手間を惜しまない誠実さこそが、ペイント官兵衛の施工クオリティであり、5年後、10年後に剥がれや膨れを起こさない絶対的な安心へと繋がります。
完璧に下地が固まった軒天は、これで最高の上塗りコンディションが整いました。次回からは、お家の印象を明るく美しく彩る仕上げの塗装工程へと進んでまいります。下関市の大切なお住まいをどこよりも長持ちさせるため、明日も一筆一ローラーに魂を込めてまいります!😎
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