山口県下関市にて、外壁と屋根の塗装をご依頼いただきました。
M様邸は、近年人気のガルバリウム鋼板を使用したまっすぐな屋根でした。日光の影響を受けやすい傾斜のない屋根を、遮熱性・耐候性に優れた塗料のアステック社『スーパーシャネツサーモF』で塗装し、温度上昇が少なく劣化に強いお家に仕上げました。
外壁の色味・塗分けも変えて、雰囲気を一新させた施工事例です。
ビフォーアフター
施工前(Before)

施工後(After)

施工情報
| 施工場所 | 山口県下関市 |
| 工事内容 | 外壁・屋根塗装工事 |
| 外壁材 | サイディングボード |
| 外壁使用塗料 | リファインMF(3分艶) 【パイオニア】 【ホワイトリリィ】 【チャコール】(玄関周り) |
| 屋根材 | ガルバリウム |
| 屋根使用塗料 | スーパーシャネツサーモF 【ラセットブラウン】 |
| 工事期間 | 14日間 |
| 工事完了月 | 2025年7月 |
| 保証年数 | 屋根7年間/外壁 10年間 |
高圧洗浄



まずは高圧洗浄でお家全体を綺麗にしていきます。今回施工のお家は、屋根がガルバリウム鋼板製です。ガルバリウム鋼板は強すぎる水圧で洗浄すると錆や雨漏りを誘発する深刻な原因になってしまうため、職人が適切な水圧を見極めながら慎重に洗浄していきます。
屋根 施工
屋根塗装



軽量で高耐久、そして美しい外観を持つ『ガルバリウム鋼板』はここ数年で特に人気を集めている金属建材です。「メンテナンスフリー」といった表現もよく見かけるガルバリウム鋼板ですが、錆び『にくい』特徴があっても、決して錆び『ない』わけではないため、やはり定期的な塗装でお家を守っていく必要があります。カタログ上で塗装時期の目安が”20年後”と書かれていても、実際には5年、10年と時が進むにつれ、劣化は徐々に現れて始めています。そのまま放置すればもちろん劣化は進行し、防水性に致命的な劣化が見つかれば塗装だけでは補えず、例えば葺き替え等、大がかりで高額な工事が必要になるケースもあります。そうなる前に、定期的なメンテナンスとして塗装を実施し、新たな塗膜で屋根を守ることが大切です。
弊社施工では【下塗り】➡【上塗り1回目(中塗り)】➡【上塗り2回目】と下地処理を含めて最低でも三回の塗膜を重ねていきます。劣化状況によっては、必要に応じてケレン作業で錆を除去したり、発生した錆びの進行を食い止める錆止めを使用して塗装の下地を整えた後に、塗装を行っていきます。
外壁目地 施工
コーキング撤去・目地清掃


破断や硬化が進んだ古いコーキングを目地からきれいに取り除きます。撤去後、目地を丁寧に清掃します。取り残しがあると新たなコーキング材が密着せず雨漏りの原因となるため、細かい部分まで徹底的に目地をリセットします。その後、プライマーといい、目地とコーキングを密着させる接着剤のような役割のあるものを、刷毛で隅々まで塗布していきます。
プライマー塗布・コーキング充填・ヘラ均し


下準備が整った目地に対して新たなコーキングが充填されます。充填したコーキング材をヘラで押さえ、内部の空気を抜き、さらに隙間なく密着させていきます。仕上げに表面を均し、見た目にも美しいラインを作っていきます。
サッシ廻り目地 施工
コーキング充填・ヘラ均し


サッシまわりには防水テープ等の大切な機能があるため、傷つけないために通常は旧コーキング材の撤去を行いません。旧コーキングの表面を丁寧に清掃し、外壁目地と同様に新たなコーキング材がしっかりと密着するようにプライマーを塗布します。その後コーキングを打ち増してヘラで押さえ、さらに密着させながら表面を均していきます。
外壁 施工
外壁下塗・上塗り1回目【チャコール】


まずは下塗りからです。下塗りには塗装の下地を整える役割と、上塗り材との接着剤のような役割があり、ムラのない美しい仕上がりにするために必要な塗装の第一工程です。下塗り乾燥後、上塗りの一回目を行います。凹凸した外壁を塗装する際、適切なローラーを選ぶことで、塗装の仕上がりに大きく差が出ます。写真にある羊毛(ウール)ローラーは塗料の含みが良く、凹凸したデザインの外壁を塗装するのに最適なローラーです。写真のように比較的狭い範囲を塗装する際も、吹き付けよりも飛散が少ないローラー塗装が適しています。
上塗り2回目【チャコール】【パイオニア】【ホワイトリリィ】



上塗りの2回目を行っていきます。玄関周りは【チャコール】、その他外壁は【パイオニア】【ホワイトリリィ】の2色で塗分けます。塗り分けのパターンや範囲も変えて新しいデザインにしていきます。
弊社では、塗装する色を決めていただく際、ご希望によって「カラーシミュレーション」を実施します。その際、塗り分けのパターンを現状と変えてほしいというご希望を伺うことがよくあります。外壁の目地沿いにラインを入れたり、今回のような縦方向の塗分け、1階2階で横の塗分け、など様々なパターンのシミュレーションを行っています。
今回の使用塗料はリファインMF【3分艶】です。3分艶塗装は光沢を抑えたマットな仕上がりで、建物の外観に上品で洗練された印象を与えます。光沢を抑えた塗料は光を拡散させるため、汚れが目立ちにくいメリットもあります。
軒天 施工


軒天は2回の上塗りで仕上げていきます。軒天には湿気が溜まりやすく、塗装の剥がれが起きやすい場所です。1回目で下地を整え、塗料との密着を良くしていきます。2回目で美観を整えながら塗膜の厚みを確保し、より強固に、美しく仕上げていきます。軒天は日陰になることが多いため、白で仕上げることで建物を明るい印象にすることができます。
付帯部 施工
雨樋


縦樋


スリムダクト


付帯部も2回の上塗りで塗膜に厚みを持たせ、耐候性と美観を兼ね備えた仕上がりにしていきます。
手直し






塗装の工程がすべて終了した後、足場の解体前に『完了検査』を実施します。完了検査には職人と弊社施工管理者が立合い、塗残しや塗料による汚れが発生していないか?を確認していきます。足場の解体前に実施するのは、施工場所1ケ所1ケ所に近づき目視で指差し確認し、遠目でパッと見では気が付けないわずかな塗残しも見落とさないようにするためです。
是正箇所が見つかった場合、マスキングテープで目印をつけます。検査終了後に目印部分を補修し、全ての施工工程が完了となります。







